2023年5月21日
(一社)東京都中小企業診断士協会三多摩支部環境マネジメント研究会設立25年、(一社)東京環境経営研究所設立10年 記念講演会の開催のお礼
環境マネジメント研究会 発起人
東京環境経営研究所 理事長
松浦 徹也
(一社)東京都中小企業診断士協会三多摩支部環境マネジメント研究会(EM研)の設立25年、(一社)東京環境経営研究所(TKK)の設立10年を迎えることができ、5月20日に多くのご来賓及び社員にお集まりいただき記念式典を開催できました。
EM研は1997年2月1日の(社)中小企業診断協会東京支部三多摩支会の理事会(当時)で設立が承認され、TKKは2011年11月18日に法務局立川出張所に登記手続きをおこないました。
コロナの影響でお披露目は遅くなりましたが、サミットの開催期間にハイブリッドで開催できましたことは嬉しい限りです。
10年、25年の長きにわたり活動を継続できましたのは、EM研の会員、TKK社員のみならず、地域企業支援機関、地域企業の皆様、そして特にEM研及びTKKの事業活動の理論構成の検討をしていただいた学識経験者の皆様の多大なご尽力の賜物と感謝をしております。
EM研、TKKの創立からの活動概要は、「記念誌」としてとりまとめております。お時間のあるときにお目通しいただければ幸いです。
この10年間、25年間の活動がゴールではありません。
EM研、TKKともに10年後、20年後、100年後を見据えた活動を目指しています。ともすれば、取り組みの成果が見えない、やりがいが実感できないとおもいがちです。
しかし、10年後、20年後、100年後に、あの時にやっておけばと後悔したくないとの思いで事業を計画しております。
EM研25年間、TKK10年間で 会員の知見は高くなったと思います。しかし、慢心はしてはならないと思っています。
世阿弥は伝書「花鏡」で「初心忘れべからず」を伝えています。
是非初心不レ可忘(ぜひのしょしんわするべからず)
時々初心不レ可忘(じじのしょしんわするべからず)
老後初心不レ可レ忘(ろうごのしょしんわするべからず)
「風姿花伝」で「時々初心」について、能役者として名人として褒めそやされたときになっても、のぼせあがることなくその時を「初心」として「まことの花」(珍しき花)を咲かせる精進をすることをと伝えています。
25年前、10年前の初心を今の知見で見つめ直して、次の10年、25年さらには100年に向かう必要があります。
一方、この3年間で、Web環境は激変しました。新たな技術は取り込み、新たな活動にすることも必要です。
EM研の設立理念は「この地球は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの」です。この理念に向けて「ハチドリのひとしずく」であっても、これからもEM研の会員、TKK社員一同は活動を続ける決意を新たにしたところです。
今後とも、地域企業支援機関の皆様、地域企業の皆様、学識経験者の皆様のご支援ご指導をお願い申し上げます。